岐阜県博物館 平成15年度マイミュージアムギャラリー第3回展示

美濃源氏土岐一族の世界
〜土岐氏の歴史と文化〜
期 間:平成15年6月22日(日)〜7月27日(日) 開催日数31日
会 場:岐阜県博物館「マイミュージアムギャラリー」 【入場料無料】
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合はその翌日)
出展者:美濃源氏フォーラム 運営幹事 井澤 康樹(いざわ やすき)
                      瑞浪市在住

中世の美濃一円を治めた守護
    土岐一族の研究成果を紹介

 平成15年度第3回のマイミュージアムギャラリーは、瑞浪市にお住まいの井澤康樹さんが運営幹事を務める、美濃源氏フォーラムの研究活動の成果を紹介します。
 美濃源氏フォーラムは、南北朝時代から戦国時代まで200年余にわたり、美濃一円の守護として栄えた土岐氏の歴史と文化に学ぼうと、「土岐一族の歴史検証とその歴史を活かしたまちづくり」を行うことを目的に、平成3年7月から瑞浪市を中心に活動を始めた団体です。これまでに、「土岐氏研究講座」や「美濃中世歴史回廊」、「美濃人物列伝」などの歴史講座やシンポジウム、史跡探訪などの活動を行ってきました。
 土岐氏は、室町幕府を開いた足利尊氏に従って活躍、「土岐が絶えれば足利も絶えるだろう。」と言われるほどの名門でした。今回の展示では、こうした土岐一族について、これまでのフォーラムを通して培われたネットワークを活かした、県内各地の土岐一族ゆかりの資料や古寺、城址、史跡等を紹介します。

(1)土岐氏美濃守護への道・
  土岐氏の盛衰

 清和源氏の源国房より始まる土岐氏の源流と、土岐氏の祖、光衡から土岐頼芸までの土岐一族について、各氏ゆかりの寺社や史跡、墓所などとともに、現存する各氏の画像や木像、ゆかりの品々を展示します。これにより、土岐氏が美濃国守護として美濃一円を支配していく過程や、戦国時代前半の土岐氏の去就を紹介します。

「美濃源氏土岐一族画像」 林 雲鳳作→
       (瑞浪市蔵) 
美濃源氏土岐一族画像

蒼鷹(おおたか)之図(土岐頼忠)
(2)土岐氏の文化・土岐氏庶流

 土岐氏は武士の名門であるとともに、文化の面でもその動きは顕著です。この、土岐氏の文化面への関わりについて、禅宗、連歌、能、鷹の図などに関わる展示を通し、その芸術性の高さを紹介します。
 また、土岐氏の分流は120家以上になり、全国にそのゆかりの地名や史跡が点在します。その中でも瑞浪市に現存する県史跡「小里城」城主小里氏について、最近発見された「小里城絵図」を交えながら紹介します。

← 蒼鷹(おおたか)之図(土岐頼忠)

 

◆◇「ギャラリー講演会」のお知らせ◇◆

○演 題 前半「美濃源氏土岐一族の世界〜最後の美濃守護頼芸まで〜」
     後半「美濃源氏小里氏と小里城〜県史跡天守の発掘に向けて〜」
○講 師 法政大学兼任講師:谷口研語氏
○日 時 平成15年7月12日(土)
     前半 13:00〜14:15 後半 14:30〜15:45
○定 員 130名
○場 所 岐阜県博物館マイ・ミュージアム3階ハイビジョンホール

 マイミュージアムギャラリー展示「美濃源氏土岐一族の世界〜土岐源氏の歴史と文化〜」の特別行事として、法政大学兼任講師の谷口研語氏を迎え、美濃源氏フォーラムの講演会を開催します。
 美濃源氏フォーラムによる、土岐氏の歴史と文化の掘り起こし活動による、最新の研究成果をお聞きいただけます。特に後半の「小里城」に関しては、今後の発掘調査の期待がもてる内容が報告される予定です。

 

〈入場料〉 ◎無 料

 マイ・ミュージアム棟[マイミュージアムギャラリーの展示鑑賞(2階)、ハイビジョンホールでの映像鑑賞 (3階)、マルチメディアスタジオでのハイパーハイビジョン風土記「ひだ・みの紀行」の自由検索(4階)] への入場は無料です。ただし、本館へ入館して展示を観覧される場合には、所定の入館料が必要です。

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